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表札の馬を創る その2 [制作現場写真]

フレームを鍛造する
 製作用に原寸に拡大したデザインをベニヤ板に貼り、その上で部材の曲げ具合を合わせていきます。
馬001.jpg

馬002.JPG
 丸棒をおおよその長さに切り、コークス炉で過熱して先端部分から形を決め、曲げ型を使ってアールをつけていきます。
 細かい材料を鍛造するときはブロワーの回転を極力低く抑えて火力を安定させます。
 馬ブロワー.JPG
 
 
 
 
 
 
 左の画像はブロワーに取り付けた自作の調速機ですが、商品名はバリタップといいます。トライアックという半導体を利用した電圧調整器です。ネットや秋葉原などの電子部品屋で手に入ります。
  火床は耐火材などで囲み、熱を蓄積してコークスの消費を減らします。順次曲げすすめます。
 
 
 
馬003.JPG
馬加熱.JPG
 
 
馬曲げ型.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 使用している曲げ型は、12㎜の鉄板に19㎜と22㎜の丸棒を溶接したものです。縦万力にくわえてアンヴィルのわきで作業しています。棒材の曲げ加工には非常に役に立ちます。ちなみにこの型はもう30年使い続けています。
馬004.JPG
 
馬005.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
馬008.JPG
 継ぎ目を切断し合わせを削りだして配置調整します。フレーム部材の仕込み完了です。
つづく
 

タグ:表札 サイン
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コメント 2

勾玉

しばらくです。造っているんだね。作業場はどうしたの?何はともあれよかった。ニッタリしているわたしでした。
by 勾玉 (2010-08-21 22:00) 

TENSHIN

いやーー、なんとかやってますよ。作業場は仮設テント仕様です。雨風が気になって落ち着きません。台風シーズンがくる前に囲いたくて資金繰りのためにも仕事しないとって感じ。
by TENSHIN (2010-08-21 22:57) 

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