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TOP10 RE-LIVE カタカムナ人の末裔 [カタカムナ入門]

 

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カタカムナって何・第四回 [カタカムナ入門]

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またまた間が開いてしまいました、なにとぞご容赦下さい。

 

さて、この間様々な出来事がありましたが、何を見るにつけ聞くにつけ思われることは、現代社会における霊性に関する認識の欠如ということです。にもかかわらず、日本人の生活は霊魂を無視した次元では成り立たない。熱心な信徒でなくとも、神社仏閣に全く背を向けて生活するのは現実的でないほどに、我々の生活と神仏がらみの様々な行事は結びついている。これはひとえに文明の根源にカタカムナのサトリが存在したからとしか考えられません。

 


カタカムナのヒビキをそのまま言語とする日本人は、神話や教典、哲学書を読むまでもなく、日常体験でイノチの本質をサトリ得る。ただしこのサトリは思考としてではなく直観される体験感受なので、当人が自分の言葉で他人に説明できるかどうかは全く別の問題です。

 

さて、霊的本質の明確な認識もなしに霊性や霊魂を政治家や公人が口にするのはまったく不合理といわなければなりません。明治維新による欧化政策、戦後の政教分離という原則に縛られ、カタカムナ人の末裔である我々日本民族伝統の霊感は、まさに風前の灯火といえます。

 

そこでいまこそ、世界が金とコンクリートとプラスチックで埋め尽くされ、巨大な発電機の電磁波だらけになりつつある今こそ、霊性とは何かという問題に真正面から明確な回答を与える必要性を痛感するのです。

 

科学的な思考において、教育を考えるに当たって、エコロジーを考える上で、そして宗教的な思考においてさえ、さらにシュタイナー的思考においても、霊界に関する明確な認識がないことが、あらゆる問題解決の糸口を不明にしていると考えます。そしてこのことを解決できる唯一の存在は、カタカムナ以外にはあり得ないと直観するのです。ただし、残念ながら私が全人類を納得させうる必要十分な解説をすることは不可能だとも思うのです。しかしながら、ひとたびカタカムナのサトリに目覚め、現在の人類と世界の現状を認識するヒトツのイノチとして、このままじっと黙っていることは私には出来ない。何とかして気づいてもらいたい、あらゆるものがヒトツココロのヒビキアイによって生まれたたった一つのイノチであるということを。

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カタカムナの神髄は、ヒビキマノスベシにあります。これは以前にも若干解説しましたが、ヒビキがあの世、マノスベシがこの世だと思って間違いありません。ヒビキが広がり伝わることによって、マのスベてが生まれるのです。

そしてこのヒビキこそ、全宇宙にひびきわたる霊的波動成分、つまり霊なのです。カムヒビキこそ実は霊界と訳すべきものです。

楢崎皐月はあえて霊という漢字を採用せず潜象という造語をあてて説明しましたが、我々日本民族の歴史的文化的背景を考えれば、あえて霊性として説明するほうがより理解しやすいはずです。

何よりまず、我々カタカムナの末裔が目覚めることこそが必要なのです。西洋人の基準に合わせる必要など全くないばかりか、むしろカタカムナを世界に知らしめる責務が我々にはあると考えるべきだと思います。

(つづく)


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