実践緑茶のおはぐろ・・・さび止め [今時の鍛冶屋の学校]
鍛冶屋の学校も永らく休んでしまいましたが、久しぶりに再開したいと思います。
今日は仕上がった作品に発生した部分的な錆の補修をします。
これは制作中の照明器具です。錆付けおはぐろで仕上げた後に鑞引きして半年ほど雨ざらしにしてありました。
ごらんのように肌の不安定な部分に錆が出ています。屋外に設置する作品の場合も同様なさび止めが必要となります。
錆のある箇所におはぐろを塗っていきます。
二回目、三回目です。
四回目でほぼ黒みが定着しました。お茶のタンニンは反応速度がゆるやかなので、急激な乾燥は避けるようにします。
最後は黒みの強い仕上げ用のおはぐろで堅い毛のブラシを使ってドライブラッシングで磨き上げます。鈍色の実に渋い仕上がりです。画像をクリックするとテクスチャーの拡大画像が見られます。実物に触れてみなければ感じられないとは思いますが、鎚目荒らしの仕上げには是非おはぐろを使ってみて頂きたいと思います。
つづく
今日は仕上がった作品に発生した部分的な錆の補修をします。
これは制作中の照明器具です。錆付けおはぐろで仕上げた後に鑞引きして半年ほど雨ざらしにしてありました。
ごらんのように肌の不安定な部分に錆が出ています。屋外に設置する作品の場合も同様なさび止めが必要となります。
錆のある箇所におはぐろを塗っていきます。
二回目、三回目です。
四回目でほぼ黒みが定着しました。お茶のタンニンは反応速度がゆるやかなので、急激な乾燥は避けるようにします。
最後は黒みの強い仕上げ用のおはぐろで堅い毛のブラシを使ってドライブラッシングで磨き上げます。鈍色の実に渋い仕上がりです。画像をクリックするとテクスチャーの拡大画像が見られます。実物に触れてみなければ感じられないとは思いますが、鎚目荒らしの仕上げには是非おはぐろを使ってみて頂きたいと思います。
つづく
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